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【保健所からのお知らせ】食中毒の発生について

更新日:2025年2月24日

食中毒の発生について

 市内医療機関の職員食堂で食中毒が発生しましたのでお知らせします。

経緯

 令和7年2月21日に、市内医療機関の職員食堂の給食業務を受託している営業者より「給食を喫食した複数名が、2月19日から、嘔吐、下痢等の症状を呈しているとの連絡を委託元から受けた。」との通報を受け直ちに調査を開始しました。

調査結果

 調査の結果、発症状況及び喫食状況などの疫学的調査並びに微生物学的検査により、次の事項が判明したことから、本件を当該職員食堂の食事を原因とする食中毒と断定しました。

  1. 発症者(22名)において、共通食が当該職員食堂で提供された食事に限られる。
  2. 発症者便(10名)からノロウイルスが検出された。
  3. 当該施設の調理従事者便(1名)からノロウイルスが検出された。
  4. 潜伏期間が29.5から46時間であり、既知のノロウイルスの潜伏期間(24~48時間)と一致する。
  5. 主な症状が嘔吐、下痢、吐き気、発熱等であり、既知のノロウイルスによる症状と一致する。
  6. 発症者の所属部署等に偏りはなく、感染症が疑われる共通行動がない。
  7. 当該職員食堂を利用していない職員に発症者が確認されていない。

発生状況

発症者関係

発症日時

令和7年2月19日 午前6時から

症状 嘔吐、下痢、吐き気、発熱等
発症者数  総数22名

(内訳)
 男性:5名(31歳から69歳)、女性17名(27歳から68歳)

 ※発症者所在地:市内22名
 ※なお、発症者は職員のみで、当該医療機関を受診している患者からの発症は確認されておりません。

通院患者数 7名(入院なし)
原因食品 2月18日から20日にかけて提供された食事
※主なメニュー:鶏の唐揚げ、焼肉、サバの香草パン粉焼き等
病因物質 ノロウイルス
原因施設

所在地:いわき市内郷綴町沼尻62
屋 号:財団法人ときわ会 いわき泌尿器科
当該医療機関は現在「公益財団法人ときわ会 いわき泌尿器科」となっております。
営業者:株式会社テンミールIWAKI
代表取締役 長谷川 きよ子

業 種:飲食店営業(給食食堂、仕出し屋)

行政措置

営業停止処分
令和7年2月23日から25日の3日間

注)なお、当該職員食堂は2月21日から営業を自粛している。

参考 本市管内における食中毒の発生状況(本件を含まない)

 

 

件数

患者数

死者数

令和7年2月23日現在(1月1日から2月23日)

2件

 2名

 0名

令和6年(1月から12月) 13件 16名 0名

 

 

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健所 生活衛生課 食品衛生係

電話番号: 0246-27-8593 ファクス: 0246-27-8600

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