令和6年5月28日 教育長だより Vol.31 『青少年ボランティア活動事業』
更新日:2024年5月28日
みなさん、こんにちは。
本市では年度当初に主な教育施策を紹介したポスターを作成し、市内の商業施設や公共施設に掲示していただいています。
今年のポスターは、人の目を引くデザインにチャレンジしていますので(若手職員のアイデアです)、ご覧いただければと思います。
<令和6年度 いわき市の教育に関する主な取組みについて>
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000004679/index.html
このポスターの中でも文字にしている「地域全体で人を育てる」、これが本市の教育施策の根本にある方針です。
学校だけではなく、地域の中の様々な主体と連携しながら子どもを育てることを理念としています。
今回は、地域の中に入り込んで活動する取組〈青少年ボランティア活動事業〉を紹介します。
この活動は、若者自身の成長と社会貢献意識の高揚を図ることを目的としたもので、予め登録してもらったボランティア希望者(※)と各事業所等の活動計画をマッチングさせる事業です。
※中学生、高校生、高専・大学生等が対象(13才~24才)
昨年度1年間で104件の活動に延べ780名の若者が参加しました。
先日、その中から最も活動回数が多かった中学生と高校生へ表彰状を渡してきました。
中学生のトップは、錦中学校3年生の樫村さんです。
ダントツの20日間の活動でした。
しかも前回に続き2度目の表彰です(前回もトップでしたね)。
市内各地の文化祭、公民館での催し、成人式など多くの行事に参加していただきました。
自慢の生徒の表彰に鈴木校長(右)もホクホク顔です
最も印象に残った活動は、公民館で開催された小学生の勉強会への参加とのこと。
宿題でわからないところを教えてあげることが楽しかったようでした。
数回の体験ではなく、何十回も参加しているので、言葉に厚みと説得力がありましたよ。
高校生のトップは、磐城桜が丘高校3年生の北郷さん。
延べ16日間、保育所・幼稚園での子どもの見守りや盆踊り大会の運営補助に参加されました。
元々子どもと接する活動に関心が強く、将来の進路も見据えて活動できたようです。
また、ボランティア活動を通して様々な人との交流や経験ができたので、卒業してもボランティア活動は続けたいとの思いを持ってくれています。
新方教頭・板倉教頭(左)を交えての記念撮影
お二人の共通点として、様々な人・機会に出会えることを楽しんでいて、このボランティア活動事業を前向きにとらえてくれているのが印象的でした(我々の励みにもなります)。
成人式受付業務補助の様子(R6年1月 内郷地区成人式)
正月遊び体験の補助(R6年1月 錦公民館)
ボランティアといえば、近年は災害対応での活躍を目にすることが多いですが、日常の中でもたくさん活動できる場面があります。
この青少年ボランティア活動事業では、学校とは違った場面で様々な人や地域の文化と触れ合いながら有意義な経験ができます。
ボランティア希望者を随時募集していますので、奮ってご参加ください。
<ボランティア募集ページ>
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000004763/index.html
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