いわき市指定文化財の指定について(お知らせ)
更新日:2025年5月1日
令和7年5月1日に、新たに2件の有形文化財(建造物)がいわき市指定文化財として指定されました。
これにより、市指定の文化財は196件になりました。
有形文化財(建造物) 法田寺観音堂
種別
有形文化財(建造物)
名称及び員数
法田寺観音堂 1棟
ほうでんじかんのんどう 1とう
所在地
山田町仁井谷
所有者
宗教法人 高蔵寺
概要
三間堂にしては規模が大きく、豊富な装飾には目を見張るものがある。また、磐城三十三観音の中で最も規模の大きな建物であり、外陣の土間、高い開口部、元は茅葺だったと思える屋根形状は、江戸時代のお堂形態を今に伝えている。開口部の一部改造はあるが、ほぼ創建の状態に近いと考えられる。よって市指定文化財として後世に伝えるべき建物である。
有形文化財(建造物) 専称寺開山堂
種別
有形文化財(建造物)
名称及び員数
専称寺開山堂 1棟
せんしょうじかいさんどう 1とう
所在地
平山崎字梅福山
所有者
宗教法人 専称寺
概要
専称寺本堂、庫裏、総門が国指定重要文化財となり、専称寺境域が県指定史跡・名勝となって、鍾楼堂はいわき市指定重要文化財であり、唯一残りのこの開山堂だけ未指定建造物であった。時代の荒波に翻弄された建物で浄土宗名越派の総本山檀林寺としての残された伽藍の一つとして近代の改修建物とは言え、文政元年(1818)の建立建物である。よって開山堂も専称寺の重要な伽藍の一部であり、保存すべき建物である。
文化財を見学するにあたってのお願い
文化財は長い歴史の中でつくられ、伝えられてきた貴重な財産です。いわき市の貴重な文化財を後世に残していくために、皆様のご配慮をお願いいたします。
1.マナーを守り、文化財の所有者、管理者、他の見学者等の迷惑にならないようにしてください。
2.文化財に無断で手を触れたり、動かしたり、持ち出したりなどは絶対にしないでください。
3.火災予防のため、文化財の近くで喫煙、たき火、花火などは絶対にしないでください。
4.文化財の中には一般には公開していないもの、常時公開していないものも数多くありますのでご了承ください。
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